2016/11/02

秋T結果報告とTD寄稿文

 秋晴れの続く今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか?秋が深くなるにつれ、ご飯のおいしい季節がやってきましたね…大根おろしとポン酢で秋刀魚の塩焼きを食べたいブログ担当の田子です。

 さて、今回は報告が遅くなってしまいましたが9月に行われた34th JPDU Autumn Tournamentについて、前半後半に分けて書いていきたいと思います。
前半である今回は①大会結果報告②TD大友久代さんによる寄稿文の2本立てでお届けします。

    大会結果報告

- Breaking Adjudicators
Fumiko Hirasawa
Hana Muraoka
Haruki Koma
Heyshiro Kanagawa
Julia Sakai
Jumpei Sekiguchi
Maki Minemura
Marc Kasahara
Mitsushi Ono
Narumi Terakishi
Ryota Kosuge
Ryota Yoshii
Ryoya Kurauchi
Sawa Takehara
Takeru Uchiyama
Yuki Oka

-Reserved Breaking Adjudicators
Chiho Hiruta
Maki Motegi
Masako Ishihara
Mayu Yoshikawa


- Best Adjudicator
Mitsushi Ono

-2nd Best Adjudicator
Yuki Oka

-3rd Best Adjudicator
Fumiko Hirasawa

-4th Best Adjudicator
Takeru Uchiyama

-5th Best Adjudicator
Ryota Kosuge

-Champion
Kyoto C

-Grand Finalists
KDS F, Tokyo A, WAD A

-Semi Finalists
KDS C, Hit-U D, KDS A, Tokyo G

-Quarter Finalists
Hit-U F, Tokyo F, KDS I, ICU B, KDS B, WAD B, Tokyo H, Hit-U A

-Reserved Breaking Teams
WAD C, Tokyo C

-GF Best Speaker
Nobumasa Tagai

-Best Speaker
Keita Kurita

-2nd Best Speaker
Chikara Mizokami

-3rd Best Speaker
Alex Taylor

-4th Best Speaker
Mina Hamada

-5th Best Speaker
Sho Masuda

-6th Best Speakers
Shingo Fujita, Sayaka Nakano

-8th Best Speakers
Shimon Nakayama, Tom Ohtsuka

-10th Best Speaker
Riko Ishimaru



    TD大友さんによる寄稿文

タイトル:またーだけじゃなくてSocietyのあり方も考えてみよう(^ω^)※長文注意※

 こんにちは。お茶の水女子大学3年の大友久代です。
いまさらですが秋Tを終えた所感を綴っております。ほとんど一か月経ちましたが、皆さんはどのような印象を持っていらっしゃるでしょうか。

 私はTDとして今回の秋Tを総括する立場にありました。運営に携わったのは当日コミを除けば初めてのことでした。暗中模索状態でしたが他の正規コミのみんな、前任者やJPDU役員のみなさん、ちょいちょい突っついたりプレつっこみをしてくださったCAの倉内さんをはじめとするACのみなさん、当日コミや会場提供していただいた横浜市立大学とICUのみなさん、そしてもちろん参加者のみなさんのおかげで何とか切り抜けられたと理解しています。この場を借りて改めてお礼を申し上げます。

 昨年の秋Tを始め、JPDU大会にはさんざん勉強をさせていただいたので恩返しになればと思ってTDを務めましたが、仕事をこなすのが精一杯でなかなかよいパフォーマンスはできなかったな、と反省しつつ、出てきた問題のなかで改善には関わる人全体が考える必要があると思ったことを僭越ながら挙げさせていただきます。

①まずはブレイクラウンドでジャッジの納得のいくdecisionを決めることと、スケジュールをある程度守ることの対立のことです。
基本前者が優先されることを知りましたが、今回遠方からの参加で時間的制約があり、帰らざるを得ない可能性がある人もいたのでそういう場合のことを考えると後者への配慮をしたほうが良いのではないか、そしてそれはコミッティーというよりディベート界全体で考えたほうが良いかと思いました。GFが時間なくてできない、とかGF途中でディベーター帰らなきゃいけない、ということが起こりうる状況でした。単純な疑問ではありますが15分以内、というのはブレイクラウンドには適用されないブリーフィングなのでしょうか。知っている方がいたら教えて欲しいです。

②それから判断しかねる案件が大量発生したので、大会規約が早く実現するとよい、と思いました。どこまでをJPDUの慣習に従い、どこまでを独断で決めていいのかが不明瞭なため判断に苦しむことがたびたびありました。

③もう一つはエバリュエーションシートの有効利用についてです。ジャッジの質を嘆く声が高かった今大会でしたが、個人的には比較的手間がかからないジャッジエバリュエーションシートの返却について、議論されても良いのかなと思いました。もちろん自由なエバリュエーションを阻害する可能性があるなど議論の余地はありますが、ジャッジテスト評価返却等の負担が大きい方法に比して実現しやすいものかと思われます。
GHQで「これ情報の宝庫ですよね」とつぶやかれたエバリュエーションシートの山は、たいていどうにもできずにコミの誰かの家にお持ち帰りされます。

最後になりますが、大変残念なことに、アンケートのコメントに明らかな暴言が入っていたことについてです。匿名性があるのは記名制では言いづらい意見を拾い上げるため、気軽にコメントしていただくためであり、暴言や感情的な発言ができるようにすることにはございません。コミもACも丁寧に一つ一つのコメントを読んでいます。発言する前に受け取る側の気持ちを考えること、要望や苦情があるのであれば相手の精神を逆なでするのではなく、その内容が確実に相手へ伝わるように記載することが早道ですし、たとえ訴える内容こそ正当なものであれ相手を傷つける発言をする正当な理由にはなりえません。一人ひとりが高いモラルを持って参加しないと、大会開催自体が危うくなってしまうのでは、と懸念しています。

以上いろいろ申し上げましたが大変な長文をここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

最後に正規コミひとりひとりにお礼を述べたいと思います。お花をもらったのは私でしたが真にrecognizeされるべきはコミッティーのひとりひとりです。

案件が出ると常に議論を進めてくれたVTDやじくん、少数派の経験者として的確に暗黙知を教えてくれたTabのクリニック、バイタリティーに溢れるVtabのさえちゃん、用意するものが多かったにも関わらず大会に出場しながら完璧に揃えてくれたTCしょーかちゃん、いろいろ無理な訂正があってもめげず、当日は他の仕事のサポートまで積極的にしてくれたCDよーこちゃん、驚異の仕事力で会計を回してくれたFDのこんちゃん、そして超ハードモードの当日を乗り切ってくれたMDのタゴちゃん、本当にありがとうございました。

Organizing Committee of JPDU Autumn Tournament 2016



 お忙しい中素敵な寄稿文を書いていただきありがとうございました。

 
 今回、私自身も秋TMDとして携わらせていただきました。当日まで、想像もつかなかった案件が出てきたり、大会を運営することの大変さを身をも持って実感し、大会への考え方をいい意味で考えさせられました。そして何より正規コミのみんなをはじめ、新しい出会いがたくさんあり、自分の周りの人にもたくさん助けて頂き、とてもいい経験ができたと思っています。初めてのことに挑戦するとき、不安になったり、一歩を中々踏み出せない時もあるかもしれません。ですが、もしチャンスが巡ってきたのなら、是非コミを経験してみてほしいなぁ…と最近は思いを巡らせております。改めて、今回秋Tに関わって頂いたすべての皆様、本当にありがとうございました。


 私事が長くなってしまいましたが、次回も引き続き秋Tの記事をお届けしますので、楽しみにしていただけたら幸いです。

2016/10/05

いざコミ戦士!

久しぶりの更新になってしまい申し訳ありません。
ブログ担当の栢森です!
今回は9月上旬に行われた夏セミの報告をしたいと思います!そして今回の夏セミでは私自身、正規コミとして運営に微力ながら携わらせて頂きました!

そこで夏セミのレポートらしきものを運営側の視点から(需要があるかわからないんですけど笑)、自らつらつらと書こうかなと思います!


①セミナーコミを初めて経験してみて
私にとって、大会などでの正規コミは2回目だったのですが、今セミナーではTDの方が声を掛けてくださり、参加することになりました!
今回はFinancial Directorをさせて頂いたんですが、宿泊も含むセミナーなので予想していたよりも大変でした。当日まで甘く考え過ぎていたのか、全日程が終了した後は想像以上に疲労が溜まっていて…笑
予算の見積もりを失敗して怒られたりハプニングも発生しましたが、同期や先輩のコミメンバーが助けてくださり、協力して無事FDとしての運営をすることが出来ました。感謝してもしきれないです。この場を借りて再び感謝を伝えたいと思います!

しかし、大会以上に大規模なセミナーでコミを経験させて頂いたのは本当にいい経験になったと思います!
自分の仕事を引き受ける際の軽い気持ちや仕事のツメの甘さ等を再び実感しました。
様々なことがありましたが、GHQで他大の輩方とお話できたり同期のコミメンバーとも語り合ったり何かと楽しかったです笑

②夏セミ自体について
(私が語るのは恐縮なので短めに笑)
今回の夏セミにも沢山のディベーターの方が参加してくださり、お忙しい中素晴らしい経歴を持つ皆様がレクチャーを引き受けてくださったことで成功したと思います!
実際、参加者の数は例年よりも少なくなってしまい、悲しくもありましたが、参加者の皆様が夏セミで得たものを生かし、ディベートに役立てて下されば幸いです。
私としてもこれからのセミナーの参加者を増やしたりより良くするために微力ながら、又お手伝い出来たらな、と思っています。

③コミ戦士になろう!笑
コミを経験した事のある皆様はご存知かと思いますが、FDは名前の通り運営全体の会計を担当しています。事前に予算を立てて参加者の皆様から参加費を集め、参加費を施設費などとして支払ったりしていきます。
大会とは異なり宿泊施設やレクチャー施設はもちろん、食券等、参加者と日程が長い分
かなりの金額が動きます笑。私個人としては大金を振り込んだりした経験があまりなかったので始め銀行で手が震えそうになったりしましたが笑、運営の基盤となる会計という責任の重い仕事を経験できてよかったです。

今回失敗やハプニングを経験もしましたが運営の重要性や楽しさをしれましたしセミナーや大会で他の役職も経験して行ければなぁと思っています!
一年生の皆さんも当日コミなどのヘルパーからでも是非一度コミに挑戦してみてください!大会やセミナーの裏側が見れるのは面白いですよ!
(実際私は去年自分の出られない様々な大会で当日コミをしていました)

最後になりましたが、参加者の皆様、レクチャラーを引き受けてくださった皆様、助けてくださったセミナーコミの皆さん、本当にありがとうございました!最初にコミに誘ってくださったTDの先輩にも本当に感謝しています。


コミをした感想をグダグダと書いてしまいましたが、読んでくださった皆様が運営に興味を持って下されば嬉しいです。



2016/07/29

Japan Pre-Australs 結果報告とTD・Supervisor の寄稿文

うだるような暑さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
この時期特融の湿気地獄と日々格闘しつつ、期末テストに追われているブログ担当の田子です。

今回は先日お茶の水女子大学にて開催されたJapan Pre-Australs の結果報告と、今大会にて初Tournament Directorを務められた慶應義塾大学の石原麻紗子さん、Supervisorを務められた神奈川大学の吉井遼太さんの寄稿文を掲載させていただきます。



①大会結果報告


【Team Prizes】
Champion
老害の極み乙女 (Kowa Nick Niikura, Max Crylov, Tomoya Yonaga)

Grand Finalist
学芸国際 A (Masaru Urano, Keita Kurita, Sho Masuda)

3rd Best Team
InFidel Castro (Julius Cueto, Jayvee Salud, Chikara Mizokami)

4th Best Team
Illegal T Point Card Collectors (Mitsushi Ono, Sayaka Rose Nakano, Allison Cruyff Flores Ladero)

5th Best Team
ハリーポッターと秘密の七海 (Nanami Hara, Kenshin Nakahara, Yuki Oka)

【Best Adjudicators】
Best Adjudicator
Shingo Fujita (WAD)
Sawa Takehara (ICU)

3rd Best Adjudicator
Ken Kuroki (ICU, UT)

4th Best Adjudicator
Kaicho Tokunaga (UT)

5th Best Adjudicator
Toshinari Ishikawa (UT)
Tubasa Goshiro (WAD)

【Best Speakers】
Best Speaker
Yuki Oka (ハリーポッターと秘密の七海)

2nd Best Speaker 
Mitsushi Ono (Illegal T Point Collectors)

3rd Best Speaker
Keita Kurita (学芸国際 A)

4th Best Speaker
Max Crylov (老害の極み乙女)

5th Best Speaker
Sayaka Rose Nakano (Illegal T Point Collectors)
Sho Masuda (学芸国際 A)

【Team Name Prize】
ハリーポッターと秘密の七海


②TD寄稿文

こんにちは、慶應義塾大学2年の石原麻紗子です。この名前、どこかで聞いたことがある・・・?とお気づきになられた皆様は、JPDUブログ読者なのですね。本ブログにお邪魔させて頂くのは2回目ということで、恐れ多いですが大変光栄です。

 さて、私は626日に開かれたJPDU Pre-Australs 2016(以下プレオー)Tournament Director (以下TD)を僭越ながら務めさせて頂きました。今回はその事について少し述べさせて頂きます。



TDをやってみての感想

 正直に言って、非常に大変でした笑 今まで私は大会運営というお仕事に1回も関わったことはありませんでしたが、これまで皆様がここまでの量の仕事をこなされて大変を運営されてきたということを、身をもって感じる機会となりました。大会開始前は(TDの場合)会場探しやAC選定・大会中は次々と起こるハプニングに対処しつつ時間との闘い・・・プレオーは1日大会であったので、2日間大会などを運営される方々はこれ以上の仕事があると思うと脱帽というかなんというか、尊敬の気持ちでいっぱいです。

 しかしそんな中で、今回は色々な人の助けがあって大会が運営されていることも実感できました。最初から最後まで一緒に頑張ってきた正規コミのみなさん (特にsupervisorのかえるさんには大変お世話になりました)、当日コミのみなさん、会場関係でお世話になったお茶の水女子大学のひさよさん・警備のみなさん・・・挙げていくときりがありません。

 結論を申し上げますと、TDをやってみてよかったなーとしみじみ思いました。大変だった以上に充実していました(closing ceremonyで皆様から拍手を頂いたとき・お花を頂いたときは心の中で感動していました)。大会をいつもとは別の視点から見れたことも、非常に勉強になりました。この経験は、今後ディベータ―としての人生の中で印象に残る経験の1つになるかと思われます。



②今後の目標

 これは割と自分の中でクリアでしかありません。運営の皆さんの大変さを、もっと多くの人に知って頂くことです。正直に言うと現状では、運営側にはAC陣にスポットライトが当たり、その他の運営メンバーには残念ながらそこまで注目がいっていない気がします。私がディベート界をきちんと見ておらず現状が違う/現状認識が合っていたとしてもその理由は運営メンバーの皆さんがあまり目立ちたくないから、という可能性ももちろんありますが、もし私の仮説があっていた場合、想像以上の苦労があるのに知ってもらえないのは少し寂しいなと思います。運営に少しでも携われた身としては、仲間とそういう話をするなりなんなりしてもっとこのことを周知させたいなというのが今後の目標です。



最後に、運営なり参加なりで一緒に大会を作って下さった全ての皆さんに感謝の言葉を述べさせて頂きたいです。頼りないTDだったかと思いますが、無事にプレオーを終わらせることが出来て、感謝しています。本当にありがとうございました!





③Supervisor寄稿文

初めましての人は初めまして、いつもお会いしている人はどうも、最近お会いしていない人はお久しぶりです、神奈川大学4年の吉井遼太といいます。

 まさか自分がここの文章を依頼されるようになるとは思いもよらず、何を書けばいいのかあたふたしていますが、ここに文章を書くのはすごく懐かしい気分です。というのも、ブログ記事を遡っていただければお分かりの通り、去年ブログ担当として色々な記事を書かせていただいたからです(なお途中で諸般の事情により失踪しましたが詮索しないでください)

 去年のブログ担当と久闊を叙したい気分もそこそこに、先月末にJPDU主催で開催されたJPDU Pre-Australs 2016Supervisorを務めさせていただき、またその感想文をとのことですのでなるべく生産的な内容をつらつらと書いていきたい所存です。



内容としては

0.はじめに

1.Supervisorとしての感想

2.これからのディベート界に向けて(主に下級生に向けて)

を書いていこうと思います。



0.はじめに

 まずは大会に参加してくださったディベーター、ジャッジ、大会運営に尽力してくださった正規・当日コミ、Adjudication Coreの皆様、本当にありがとうございました。特に本大会はOBOGの方が多く参加され、現役生と交流できる数少ない(?)大会の一つであると思っているので、参加された皆様にとってPre-Australs 2016が楽しい記憶となっていれば幸いです。

 

1.Supervisorとしての感想

 (1)Supervisorとはなんぞや

 簡単に言ってしまうと、正規コミがきちんとお仕事できているか見守るお仕事、です。本大会はコミの登竜門として知られ(ているのかは定かではありませんが)2年生を中心に初めてコミを経験する方が多い大会です。そのためコミ慣れしていない正規コミの人たちにアドバイスをしたり指示を出したりしながら大会運営を陰ながら導くのがSupervisorの主な仕事です。

 僕自身去年2回目のコミを経験した際に当時のSupervisorに色々とご鞭撻をいただきました。そこから1年経った今、8回目の正規コミとしてSupervisorをしているのは感慨深いの一言に尽きます。



 (2)準備期間〜大会当日の運び

 などと書くとさも本Supervisorは非常に優秀で指示出しやコミへの指導が的確な圧倒的カリスマコミッティーのような印象を与えてしまうのですが、実際準備期間から当日を含めても僕の想像していたような忙しさや大変さはありませんでした。

 というのも本大会の正規コミ、僕必要ですかね?と度々思わされるほど優秀だったからです。自律機動型コミッティーとでも呼べばいいのでしょうか、こちらから指示を出さずとも(もしくは指示を出した時点ですでに)仕事が終わっていたり、色々と質問を投げてくれたからです。確かに細かな指示は必要でしたが、臨機応変に対応してくれるあたりキャパの広さを感じました。



.準備期間

 普段の大会運営より早めの締め切り設定を設け、作業が前後してもいいようにしていたのですが、結果的に功を奏したのかなと思います。というのもやはりコミを初めて経験するだけあって多少の遅れや作業の抜けがでてきたりしたからです。

 とは言っても全体を通して非常にスムーズでした。一番懸念していたのは(毎大会のことである)大会会場確保とCA選出でしたが、前者はかなり早い段階で、後者は(かなりギリギリになってしまったものの)無事素晴らしい方に務めていただくことができたのでホッと胸を撫で下ろしました。



.大会当日

 大会当日に関しても、タイムスケジュールがギリギリの中、様々なトラブルを抱えながらも弱音一つ吐かずに果敢に自分たちの仕事を全うしてくれていました。大会終わりにガストにて無事打ち上げを行うこともできたので良かったです。



(3)感想

 Supervisorをやって良かったと同時に、まさか自分がSupervisorをやれるとは、というのが大会を振り返っての感想です。

 前者に関しては、正規コミと参加者の中間に位置する(と自分では思っている)Supervisorとして成長していく後輩たちの背中を間近で見守ることができて何よりです。今後の大会運営を担っていく世代の育成に少しでも力になれたのであれば、僕がSupervisorをやったことに意味はあったのかなと思います。

 後者に対する思いとしては、Supervisorをやっていく中で去年の自分を思い出したからです。当時ディベート界にほとんど知り合いがおらず、またコミとしても駆け出しの素人だった自分が1年後にこんなありがたい職を務めることになるとは、当時の自分に言っても信じてもらえないことでしょう。

 

 みなさんの温かい支えのおかげで無事大会を、Supervisorとしての職を終えることができました。

 自分語りで終わらないために、ここで皆さんにお伝えしたいのは「続けてみる(やってみる)と意外と楽しいこと/いいこともある」という(なんともざっくりした)ことです。ただ僕は、この言葉を頭の片隅に置いておくと大抵の葛藤や苦悩は長期的に考えると割となんとでもなるのかな、と思っているのでこのざっくりさは大事です。



2.これからのディベート界に向けて

 などという書き方をすると仰々しくなってしまうのですが、伝えたいこととしては、「何か(新しいこと)に挑戦し続けて欲しい」というこれまたざっくりしていて申し訳ないことなのですが、色々なことをまとめてしまうとそういうことです。

 コミであれ、ジャッジであれ、ディベーターであれ、誰かと比べて自分を卑下するのではなくて、過去の自分と比べて今自分がどうありたいかを考えて、何かに挑戦することにためらいを持たないでほしいです。

 個人的に現状維持は後退と同義だと思っていて、だからこそこの1年間で(おそらく過去の自分が見たらびっくりするほど)色々とやらせていただくことが出来ました。それは時には大会のTDであったり、ジャッジであったりディベーターであったりと様々ですが、少なくともやってきてよかったと思います。

 ジャッジの後進不足やコミの後継不足が方方で叫ばれる昨今だからこそ、理由や動機が小さかろうと不純だろうと、やってみたいと思ったらやってみることをおすすめします。前述のように、やってみると案外楽しいことがあるからです。ディベーターでイマイチ思ったような成果が出ない人が神ジャッジとして爆誕したケースをいくつも知っていますし、その逆もまた然りです。中には卓越したコミの才能を持っていらした方もいます(僕なんかではその方達を越えられる気配がまるでありません)。何が自分に向いているのかは実際に挑戦してみるまでわかりません。1st Speakerが好きでずっとやってきたけど、ふとした機会に2nd Speaker/Whipをやったらそっちの方が性に合っていた、ということも往々にしてあります。向き不向きや得意不得意は挑戦してみないことにはわかりませんし、だからこそ挑戦せずに(もしくは一度の挑戦だけで)諦めてしまうのは本当に勿体無いことだと思います。


 食わず嫌いをせず、面倒くさがらず()、跳ねっ返りを怖がらずに挑戦し続けてほしいという(説教くさい/ほぼ精神論的)文言で、Pre-Australs 2016の感想文を締めくくりたいと思います。駄文・長文にお付き合いいただきありがとうございました。またどこかでお会いしましょう。






石原さん、吉井さんお忙しい中素敵な寄稿文をありがとうございました!
大会を表から、そして裏から支えてくださるコミのみなさん…かっこいいです…
参加されたディベ―タ―、ジャッジ、そしてコミのみなさん、お疲れ様でした!

1人じゃなくて、3人で。

梅雨が明け強い日差しが照り付ける今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか?ブログ担当の田子です。

さて、例年ですとIXIAの管轄にて開催されていたGemini杯ですが、なんと今年はJPDUとの共催となりました。つまりJPDUブログでGemini杯を取り上げるのも初なんです!今回はGemini杯にて初ブレイクを経験したjointB

東京学芸大学 茂木麻希さん
東京学芸大学  蛭田千穂さん
一橋大学 梅澤美紀さん

に寄稿文を書いていただきました。


①大会結果報告

Champion
KDS E

Grand Finalists
Tokyo A

Semi Finalists
KDS B
Tokyo C

Quarter Finalists
ICU A
Kyoto A
Tokyo D
WAD A

Oct Finalists
Hit-U A
Hit-U C
ICU B
Joint A
Joint B
Osaka B
Tokyo B
WAD B

<Debater>
Best Speaker
Mayu Arimoto

2nd Best Speaker
Julius Cueto

3rd Best Speaker
Kotaro Asano

4th Best Speaker
Riko Ishimaru

5th Best Speaker
Mina Hamada

6th Best Speaker
Ryo Hiramoto

7th Best Speaker
Masako Ishihara
Minami Kurokami

9th Best Speaker
Hikaru Tsuzuki

10th Best Speaker
Hikari Tamura

<Breaking Adjudicator>
Brianne Tomoe Castillo Kim
Chiaki Hagimoto(AC)
Chikara Mizokami
Chow Chin Yi
Hana Muraoka
Hirohito Asai
Hiroyuki Shibuya
Kasumi Nogawa
Keita Kurita(AC)
Kentaro Hoshiba(AC)
Kiyoshi Kawakami
Kohei Arakawa
Kohei Toba
Kowa Niikura
Masahiro Hayashi
Masahiro Michigami
Mitsushi Ono
Nana Chishima(AC)
Nanami Hara
Naoki Enomoto
Niu Yihao
Nobuya Nishikawa
Ryo Hayakawa
Ryota Yoshii
Ryoya Kurauchi
Sawa Takehara
Shingo Fujita
Sho Masuda
Takashi Imai(AC)
Takuto Futamura
Takuto Toyama
Tamane Sasaki(AC)
Yohei Nakanishi
Yuki Takada
Yuki Tominaga



②寄稿文


みなさんこんにちは、東京学芸大学2年の茂木麻希と申します。今回、Gemini Cup2016に同期の蛭田とHit-Uの梅澤さんとともにjointBとして出場しブレイクを果たしました。今回はこの大会を通して学んだことを拙文ながら書かせていただきます。

私がこの大会で強く感じたことは「ディベートは一人でやっているのではない」ということです。ディベートは誰とやっているのか。それは自分のチームの仲間と相手チームです。そんな当たり前のこと?と思われるでしょうが、恥ずかしながら私は今大会までそんな根本的なことに気付けていなかったように思います。
いままでの私はディベートを自分対ジャッジの間でしか考えていませんでした。ラウンド後に振り返っていたことは、自分のスピーチの悪かった点足りなかった点で、そこを直すことがチームへの貢献になると思っていました。ですから、自分自身を悲観的に振り返って落ち込むことや不安の中でもがくことが多かったです。正直なところ、ディベートを楽しいとはなかなか思えず、自分が成長するために乗り越えるための試練のように捉えていました。
しかし今回の大会を経て、そのような向き合い方では進歩しないということに気付きました。自らの短所や相手の欠点に目を向けるばかりではなく、自分達のチームの強みや相手チームの長所を研究し、それを意識することが大切だということです。
まず、自分のチームメイトのよいところを知っているからこそ、その点においては信頼していたし、仲間がうまい議論を展開させたときには自分のことのように誇らしい気持ちになりました。また今回戦ったKyotoA, TokyoA, KobeD, Hit-UD, WADA、に深い尊敬の念をいだきました。アーギュメントの崇高さや一貫性、リフュートの切れ味やスピーチの上手さ、見習いたいと思う点がそれぞれあって、ラウンドが終わるごとに相手のチームの強さを吸収していくことを意識しました。そうしていくうちに、自分のスピーチ、チームのスタイル、ラウンドの質全体が徐々に上がっていく感覚を得ました。また、前向きにディベートそのものを楽しむことができました。
今回の大会で、あるジャッジの方に、「このラウンドは非常に見ごたえがあって最高によかった」と言っていただきました。それは単なるお世辞だったかもしれませんが、その時にディベートとの向き合い方を変える決意をしました。それは、ラウンド部屋にいるディベーター、ジャッジ、オーディエンスすべての人が楽しめて、熱くなり、わくわくするようなディベートをしようということです。まだまだ自分の実力が甘いことは真摯に受け止めて成長することを惜しまずに努力しようと思います。
最後に、練習や大会で戦ったディベーターの方、丁寧なリフレクやアドバイスをくださったジャッジの方、応援してくださった先輩方や同期のみなさん、特にチームメイトの二人に本当に感謝しています。
また、このような記事の投稿の機会を与えてくださりまことにありがとうございました。

東京学芸大学2年 茂木麻希


JPDUブログをご覧の皆様こんにちは。
東京学芸大学 2年の蛭田千穂です。
先日、同じ学芸大学の2年茂木と、一橋大学の梅澤さんとJointBとして参加させていただいた、Gemini杯について記事を書かせて頂きます。
恐らくほかの2人が大会当日まで苦労したことなどを書くと思うので、私は大会を終えた今、どうしていこうか、というフワフワした事を書こうと思っております。

Gemini杯で「ブレイクできた」ということは私にとって言い表す事が出来ないほどに嬉しかったことです。これはJointB、チーム全体としての目標でした。そこまで高い目標ではないと感じる方もいるかもしれませんが、ずっとブレイクできなかった私にとって、また、練習機会が少ないJointチームとしてはブレイクは一つの大きな壁でした。ブレイクアナウンスメントの際にJointBの文字がスクリーンに映し出された時は、嬉しさと驚きと他のよくわからない感情が入混ざった気持ちになりました。正直その時のことはよく覚えていません。ただ、Gakugeiの後輩のみんなにもこの瞬間を味わって欲しい、そんな後輩の姿を見たい、と大会を終えた今は強く思っています。Gakugeiは2代目となる1年生がサークルに入り、人数も増えました。ですが、練習場所がない、ジャッジが足りない、サークル運営がうまくいかないなど、新興大学らしい問題を多く抱えています。それらの問題の解決に今後力を入れて、後輩達がディベートをもっと頑張れる環境をつくっていきたいです。それに加えて、私達2年生がこれからもディベートを続けていくことで、1年生に何かを教え続けていきたいと思っています。それはマターだとかに限らず、今回のように、ブレイクしたときの感覚やディベートの楽しさ、パートナーの大切さという気持ち的なことでもいいのかなと思ったりします。なぜなら、後輩にもディベートを続けたい、と思える環境にいてほしいからです。私がディベートを続けてきたのは、ブレイクした姿を見せたい先輩がいて、一緒に勝ちたいパートナーがいて、ディベートを楽しめたからです。それがなかったら私はディベート自体続けられていなかったと思います。後輩達にディベートが好きなだけできる環境を作り、ディベートの楽しさを伝える、この2つが先輩としてできる些細なことだと思っています。

最後になりますが、JointBとして一緒に頑張ってくれた茂木と梅澤さん、練習に参加させていただいたHit-u、Titechの同期のみなさんや先輩方、提供ジャッジを快く引き受けてくださったWADの高田さん、いつも練習に付き合ってくださった畠山さん、他にもご指導していただいたり応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

Gakugei 2年 蛭田千穂


こんにちは。一橋大学2年の梅澤美紀です。
私は学芸大の2人、茂木さん(もてちゃん)と蛭田さん(るったん)と組みJoint-Bとして出場しました。内容がかぶる可能性大&私の拙い文章を解読していただくのは申し訳ないので、ぜひ私の感想はさっさと読み飛ばして学芸の2人の感想をじっくりお読みください。

私たちのチームは練習日がなかなか合わせられず、他のチームに比べ練習量は正直少なかったと思います。また、結構ぎりぎりまでプレパの進め方すら定まっていませんでした。こんなこと言うのは大変恐縮なのですが、計画的にブラッシュアップしていくというよりは、最後一週間くらいの追い上げでようやくチームとしてうまく協力できるようになった感じでした。
実は私、最初はそもそもGeminiの出場すら辞退しようと思っていました。Hit-Uでエリミネ落ちしたので。今回参加できたのは、メンバーを1人探していた学芸の2人に拾ってもらえたからです。
普段から週一くらいで 学芸とは一緒に練習しているのですが、2人と組むのは初めてでした。もてちゃんとるったんはこれまでの大会でも組んでおり、お互いのプレパやスピーチの特徴をしっかり把握していました。私は自分の実力が不足している上に、2人とどう意気を合わせていけばいいか分からない状況にありました。最初のうちは私がプレパでいきなり違う話をぶっこんだりして混乱させてしまうこともありましたが、練習を重ねるうちに少しずつ方向性を合わせていくことができたように思います。
大会1日目は、まずは2勝することを目標に臨みました。正直なところ、ブレイクはその上で「できたらいいな」という感覚でした。2ラウンド目でぼろ負けしましたが、そのラウンドでの反省が次のディベートでかなり活き、とりあえず2勝という目標は果たすことができました。(故にもてちゃんとるったんは金髪化を回避したのですが、その点については個人的にちょっと残念です。)そして迎えた4ラウンド目の相手は、Hit-U D。普段一緒に練習しているチームです。お互い2勝という状況で、ブレイクできるかどうかがかかっているラウンド。このチームとはプレGeminiでもあたり、負けた経験がありました。その時の反省点をラウンド前に再確認して臨みました。結果、私たちのチームは勝ちブレイクすることもできたのですが、嬉しいと同時に後ろめたい気持ちも残りました。それは、チームとしてというよりも、私個人の問題からくるものだと思います。プレパの改善やマターの共有などを通じて、チームとして成長してきた感覚は確かにありました。でも、その中で自分がどれだけディベート練習に時間を費やしたか、セカンドとしてチームに貢献できたかを考えると胸を張ることはできませんでした。普段Hit-U Dの皆が遅くまで練習する姿を見てきた私は(おそらく私の想像以上に練習していたと思います)、自分の努力量が圧倒的に少ないことは自覚していました。やはり自分の普段の練習に満足できなければ、結果にも満足できないものなのだと感じました。とはいえ、JPDU練やプレで立て続けに負けていた私たちにとって、チームとしての成長がブレイクという結果につながったことは本当に嬉しかったです。
もてちゃんとるったん、本当にありがとうございました。改めてディベートが楽しいと思わせてくれたチームでした。勝負の分かれ目ともいわれるセカンドというポジションで足を引っ張ってしまいましたが、2人の適格なフォローのおかげでチームとして勝てたのだと思います。
普段一緒に練習してくれたHit-Uの皆、他大の方々にも感謝しています。充実した練習ができたのは、各チームが毎日めちゃくちゃ練習していたからこそだと思います。また、運営やジャッジをしてくださった方々、ありがとうございました。
今後はジャッジをする機会も多くなりますが、私はディベーターとしてもまだまだなので、どちらの練習も続けていきたいと思います。また、自分の時間を削ってまで指導してくださる先輩方を見習って、少しでも後輩の練習に貢献できるよう努力していきたいです。


クロージングセレモニーでの1枚




今までの練習の集大成として臨むGemini杯。個人的にも思い入れの強い大会で、去年はディベ―タ―として茂木さんと同じように「ディベートは一人でやっているのではない」ということをパートナーに教えてもらい、また今年は当日コミとして関わらせていただきました。真剣な顔つきでプレパをする表情がとても印象に残っています。今回の大会に参加された皆さま、そしてディベ―タ―として、ジャッジとして初ブレイクを経験された皆さま、本当におめでとうございます!そして運営の皆さまもお疲れ様でした!!

最後になりますが、今回寄稿文を書いてくださったjointBのみなさん、お忙しい中ありがとうございました!


2016/07/26

2016年度新体制紹介

こんにちは。ブログ担当の田子です。
立て続けの更新になってしまい大変申し訳ありません。ここで遅ればせながら今年1年間JPDUの運営をいたします役員を紹介させていただきます。



2016年度
代表大塚 トム (慶應義塾大学)
副代表吉井 遼太 (神奈川大学)
長洲 彩香 (青山学院大学)
加藤 央士 (東京大学/学習院大学)
小間 悠生 (東京大学)
今井 鷹志 (上智大学)
秦野 加奈 (国際基督教大学)
佐々木 珠音(早稲田大学)
会計矢嶋 優樹 (東京理科大学)
工藤 いぶき (津田塾大学)
国際渉外萩本 千晶 (国際基督教大学)
夏目 佳枝 (慶應義塾大学)
広報吉井 遼太 (神奈川大学)
高須 英夫 (芝浦工業大学)
田子 茜 (神奈川大学)
栢森 結花 (上智大学)
松下 雄樹 (青山学院大学)
夏目 佳枝 (慶應義塾大学)
スポンサー担当松下 雄樹 (青山学院大学)
牧元 桃子 (慶應義塾大学)
佐々木 梨絵 (青山学院大学)
籠橋 直樹 (慶應義塾大学)
石原 麻紗子 (慶應義塾大学)
渡辺 智暁 (東京外国語大学)
地域担当持箸 大輔 (高崎経済大学) – 北関東
今井 幸司 (名古屋大学) – 中部
近藤 千紘 (名古屋大学) – 中部
西川 敦也 (大阪大学) – 関西
北田 瑞希 (九州大学) – 九州
資料秦野 加奈 (国際基督教大学)
松下 雄樹 (青山学院大学)
能川 花澄 (慶應義塾大学)
増田 翔 (慶応義塾大学)
山口 恵実 (お茶の水女子大学)
栗田 啓大 (東京大学)
有元 万結 (東京大学)
土井 菜津季 (東京外国語大学)
練習会担当吉井 遼太 (神奈川大学)
今井 鷹志 (上智大学)
佐々木 珠音 (早稲田大学)
大友 久代 (お茶の水女子大学)
矢嶋 優樹 (東京理科大学)
米田 幸輝 (神奈川大学)
山岡 由佳 (学習院大学)
森本 達也 (慶應義塾大学)
小林 沙衣 (慶應義塾大学)
伊藤 笑翔 (津田塾大学)
花光 美保 (上智大学)
浅野 皓太郎 (慶應義塾大学)
総務
米永 翼 (拓殖大学)
石原 聡美 (首都大学東京)
中原 謙心 (慶應義塾大学)
寺岸 成美 (奈良女子大学)
高原 颯起 (神戸大学)
長原 丈 (成蹊大学)
森沖 卓也 (大阪大学)
水船 公輔 (大阪大学)
千島 奈々 (大阪大学)
岡本 佳奈 (神戸市外国語大学)
水谷 圭介 (早稲田大学)
花岡 由紀 (東京女子大学)
杉本 みさき (首都大学東京)
青木 菜緒 (奈良女子大学)
江上 茉里奈 (聖心女子大学)
速水 友輔 (大阪大学)
村岡 英 (京都大学)
見澤 咲季 (聖心女子大学)
豊田 洋介 (横浜国立大学)
成瀬 唯 (横浜市立大学)
遠藤 誠吾 (上智大学)
落合 真理彩 (聖心女子大学)
吉田 佳音 (青山学院大学)
安澤 香織 (近畿大学)
原 七海 (慶應義塾大学)
野頭 明人 (首都大学東京)
渡辺 航介 (慶応義塾大学)
留河 愛梨 (大阪府立大学)
蛭田 千穂 (東京学芸大学)
都築 光 (一橋大学)
神田 駿介 (慶應義塾大学)
藤井 葉子 (慶応義塾大学)
瀧田 明里 (神戸市外国語大学)
那須 亮太 (南山大学)
巾 静香 (学習院大学)
神 芙美代 (津田塾大学)
酒主 維吹 (慶應義塾大学)
クェートォ・ジュリアス (東京大学)
劉 杉 (名古屋工業大学)
関口 灯 (国際基督教大学)
上田 美祐 (東京理科大学)
田中 葉月 (首都大学東京)
長谷川 彩夏 (成蹊大学)
久保田 治樹 (神奈川大学)
戸塚 悠太郎 (東京工業大学)
木對 玲奈 (慶應義塾大学)
渡邊 綾香 (東京大学)
内野 聡一郎 (九州大学)
臼倉 瑞恵 (学習院大学GUESS)


1年という短い期間ではありますが、どうぞよろしくお願いいたします。

春T・初ジャッジブレイクを経て!

梅雨が明け、季節は本格的な夏になって参りました。
ブログ担当上智大学2年の栢森結花と申します。更新が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。

春Tで初めてジャッジブレイクした慶応大学の石原麻沙子さんに寄稿文書いて頂きました!




①ブレイクに向けて何か特別なことはしましたか?(プロセス的な感じ)
②ブレイクの感想
③今後の目標、抱負!
 
 こんにちは、慶應義塾大学2年の石原麻紗子です。まさかJPDUのブログをお願いされることになるとは思わず驚きそして恐れ多いですが素直に嬉しいです。さて、今回の私の務めは幸運にも春Tでジャッジブレイク、そしてGFジャッジをさせて頂いたので、大会ビフォアアフター?を書くことだそうです。なので私なりの春Tにまつわる思い出を書いていきたいと思います(なんとなく、以下3つのテーマはブログ担当の方にお願いされたものをそのまま使用させて頂きます…笑)

1 ブレイクに向けて何をしていたか?
 私は今回ジャッジとして大会に出場するのはほぼ初めて(1年生の6月にプレオーにジャッジとして出ましたがノーカンにしています笑)なので、基礎から学ぶ必要がありました。春Tをジャッジとして出場すると決めた3月の中旬頃から、ジャッジがRFDを内容だけでなくどのような言葉で、どうディベータ―に伝えているかを、観察していました。
 そして、とにかく先輩方にお世話になりました。私がチェアをしたラウンドでは(これは同期にもですが)毎回自分のRFDについての感想を伺って、改善していけるようにしました。更には、SNSで先輩にジャッジについて質問を何回もしたところ、お忙しいはずなのに1つ1つ丁寧に答えてくださり、特に春T前日は言われたことを見返したりノートにまとめてみたりしたので本番そこまで緊張することなくジャッジが出来たのではないかと思います。
 最後に、多分この記事の目的の1つが未来のルーキージャッジに向けてそれとなくブレイクする1つの方針を教えてあげるというものがあると思うのですが(違ったらごめんなさい)、それに関してアドバイスを1つだけ。
体調管理はしっかりしましょう笑 ありふれた言葉すぎて疎かにしがちですが、私も大丈夫だろうと思っていたら春T3日前にいきなり熱を出しました。結果合計でラウンド練習が2回しかできませんでした。直前にラウンド練習できないって結構精神的にも悲しいです。勿論大会に被ってしまったらそれこそ悲しすぎる結末ですが・・・
結論:先輩方本当にありがとうございました。感謝してもしきれません。

2 ブレイクの感想
 一言で表すと、あ「おおおおおやったあーーー!」です笑 前日の夜にブレイクしているか緊張しすぎてあまり寝れなかったので、breaking adjudicatorsの発表で自分の名前が出た時は嬉しすぎて自販機でジュースを買いました。
 ただ、今回は私にとって、ジャッジブレイクしたと分かった時よりもGFジャッジの名前が発表されたときが衝撃を受けました。名だたる先輩方の中に一人2年生の私の名前が入っているのは、嬉しさ2割恐れ多さ8割といった感じで、同期の1人に「まさこいつもなんかあっても何だかんだ元気なのに、今回は本当に緊張してるね」と言われたのを覚えています。でも発表された後に色々な人が声をかけに来てくださったのは嬉しかったです。私の中で憧れであったGFジャッジを春Tで出来たこと、非常に光栄に思います。先輩方のおかげです、本当に。

3 今後の目標、抱負
 ・・・というように割とポジティブに今まで書いてきたものの、今回は実力よりも運に救われたと思っています。自分の中で反省点はいくつもあるし、RFDの質に波があるのも感じています。大会を通して、ディベータ―はジャッジを説得させるために皆毎回本当に真剣なスピーチをしている、それにジャッジとしては真摯に受け止めRFDできっちりと返さなければいけないと感じました。今回ブレイクできたからと言って自惚れず、学び続ける姿勢を大切に、毎回誰からも納得してもらえるようにRFDの質を向上させていきたいと考えています。

以上です春Tに携わった皆様、本当にありがとうございました!



今回記事を書いて下さった石原さん、お忙しい中素敵な記事をありがとうございます!
そしてブレイクおめでとうございます!

私自身は運営に携わりつつ、ディベーターとして春ティーに参加させていただきました。
今後、ジャッジとして参加させて頂く大会が多いので、記事を参考にさせて頂いて努力しようと思います。


これからジャッジブレイクを目指す方々にとって意味のある投稿になっていれば幸いです!




2016/04/29

JPDU 2016始動のご挨拶



先ずは、熊本地震で被災された皆様が1日も早く平穏な生活に戻ることができますよう、心よりお祈りいたします。

さて、桜の花が次第に新緑に変わり、爽やかな風の吹く季節になってまいりました。新年度を迎え、体制も新たに2016年度JPDUの活動もスタートいたしました。

今年度は、ディベートの面白さをより幅広い方に知っていただけるよう、魅力的な記事を作りを目指し尽力していきたいと思っております。

ここで今年度のブログ担当の2人を紹介させて頂きたいと思います。
それでは皆様、1年間よろしくお願い致します。


 栢森結花(ゆいか、又はかやもり)


所属大学: 上智大学(2)
生年月日: 19961226
出身地: 生まれは北海道ですが、育ちは東京です
血液型: 誰にも信じてもらえないけどA
好きな食べ物: ラーメン、お蕎麦、お寿司
嫌いな食べ物: 圧倒的に納豆
好きな言葉: There is always light behind the clouds
最近ハマっている事: 音楽鑑賞とディベート以外なさすぎて自分でビックリですw
強いて言えば深夜から夜明けまでの超長電話?!
今後の抱負: 未熟ですが、ディベーターの方が読んでて楽しい又は何か得るもののあるブログにすると共に、ディベートの面白さを更に伝えて行くことで、ディベートの認知度をあげることに尽力して行きたいと思っております。





田子茜(たごちゃん、たごりん、あかね)


所属大学: 神奈川大学 3(かえるさんのいる学校です)
生年月日: 1995/7/17
出身地: 横浜から出たことがない生粋の浜っ子
血液型: 超分かりやすいAB
好きな食べ物: イチゴとレバー
嫌いな食べ物: みんなが好きそうな甘いもの。甘い味付けのお惣菜。
好きな言葉: 120%の準備と1%の奇跡
最近ハマっている事: セルフネイル!(すごい飽き性なので週3ペースで塗り替えてますw)ずっとハマってるのはファミレスのパフェをお箸で食べることですね!
今後の抱負: 更新を絶やさずに、のんびりと楽しい記事をお届けできるように頑張ります。