2011/05/28

オシャレという虚構

 皆様こんにちは。いきなりですがファッションに興味・関心はおありでしょうか?私は服装に多額のお金をつぎ込むことにミステリーを感じますが、しかしそんな私でも重大な任務があります。それはファッションデザイナーとしての任務です。


んな、大げさな。と思ういともいるかもしれませんが、確かに大げさです。僕はただTシャツを作るだけなのです。しかしただのTシャツと侮るなかれ、それはJPDU役員の一同が着る正式なユニフォームなのです。

毎年JPDUでは、その年固有のTシャツを役員用に作っております。そうです、セミナーなどで役員が着ているアレです。結束感あふれるファッショナブルなやつです。こんな感じです







どうです?なかなかのものでしょう!!


もし私がどうしようもないデザインのTシャツを作ってしまったら…JPDU役員の一同が笑われてしまうのです。笑われるだけならまだましかもしれません。Tシャツがダサいことを理由にピクルスを投げつけられたり、腕時計の時間を狂わされたりしたらどうなるでしょう? また、犬が噛み付いてきたり猫に無視されたりしたらどうなるでしょう? すべてTシャツに責任がかかわってくるのです。


もちろん一人の人間がデザインを決定するわけではございません。たくさんの人と話し合いながら議論を重ねて製作していくのです。大きなプレッシャーを感じながらも、きっと達成感もひとしおなのではないかと思っております。おそらく夏のセミナーなどでお披露目できると思いますので乞うご期待!!


そして…

ファッションが大好きなそこのあなた!お分かりの通り、JPDUではTシャツのデザインを通してオシャレ番長の名をほしいままにするチャンスがあるわけです。JPDUのTシャツを作るなどという偉業にかかわることができるとあってはそれはそれは人生の誇りとなるのです。それは就職活動にも役立つかも知れません。ここで「社長とあなた」シリーズを繰り返すのも手ですが同じことをやると芸がないので割愛しましょう。


ちなみにJPDUに入らないとJPDUTシャツはもらえないので、悪しからず。



管理人からひと言
JPDUの活動は、大会やセミナーの運営だけでなく、こういった遊び心あふれるお洒落(?)な一面もあるんですよ。来年JPDUに入ろっかなと思ってるみなさん、こういった楽しみがあることも覚えていてくださいね!!

※ちなみにお洒落の「洒」は「酒」ではないです。棒が一本ないです(ドヤッ

2011/05/23

必殺仕事人、知られざるTabの活躍(続編)

皆様、福岡ソフトバンクホークスが快進撃を続けておりますがいかがお過ごしでしょうか?トップクラスの人気を誇る球団ですがあれだけイケメンが揃っていれば当然でしょう。
 

 さて、先日書きましたブログにて「結局タブとは何なのかわからん」という至極もっともなご意見をいただきました。なるほど。確かに読み返してみますと就職の面接の場面だということはわかるのですが、結局タブの説明はナッシングでございました。実はあの場面には続きがあるのです。ではその続きをご覧ください。

あらすじ
あなたは就職の面接をうけています

圧迫面接官「ふん…で、君はタブの仕事が説明できるのかね?まさか仕事の内容を説明できないなんてことはなかろうね!?使ったソフトは!?」

あなた「もちろんです。今回の春トーナメントのタブは、Stabという国際大会で使われているソフトを使いました。

圧迫面接官「な…国際大会で使っているソフトだと…?…具体的にはどうやって対戦表をつくるのかね、言ってみなさい!!」

あなた「はい、まずディベーターに関しては、1ラウンド目はランダムですが、2ラウンド目以降は勝ち数やスピーカーズポイントの高低に合わせてパワーマッチで組みます。似た成績のチーム同士を当てることで、偶然に勝ち進んだりすることを防ぎます。ほかにも、同大学同士とあたっていないか、過去に対戦したチームとあたっていないか、肯定側・否定側、どちらかに偏っていないかなどを考慮して対戦表を作り上げます


社長「ふむ…そこまで厳密に考えられてディビジョンは完成しているのじゃな…」

圧迫面接官「く…ジャッジは…どのように配置されているのだ?」

あなた「はい、ジャッジは出身大学を見ていないか、特定大学を続けて見ていないか、そしてディベーターからの評価やテストの評価が高いジャッジをブレイクにかかわるラウンドにいれるように、配置しています」


圧迫面接官「し、しかしそういった作業は所詮ソフトが自動的に計算しているのだろう??」

あなた「ええ、ある程度はそうです。しかしおよそ150人のディベーター、30人のジャッジの点数の打ち込みや、ソフトでは見つけられない配置のミスに関しては全てタブが手作業でラウンド毎に行っています」

社長「想像を絶する細かい作業というわけじゃな…ところで若いの、あんたはMacしか持っておらんようじゃが…StabはたしかMacでは操作できぬのではなかったかな?」

圧迫面接官「な、ということは貴様、Stabを起動できないではないか!!今まで嘘をついていたな!!わははははついに馬脚を現したか!このたわけが!!社長の目をごまかせるとでも思っ…」

あなた「いえ、当日はWindowsでやりましたよ…」

圧迫面接官「くっ…!ならば貴様はwindowsを隠し持っていたというのか?!」

あなた「いいえ、借りたんですよ…友達にね。」

圧迫面接官「借りただと!?そんなに親切な友人ができるというのかJPDUは!なんてすばらしいところなんだ!みんなの知らない間でそんなに充実してるなんて!」

社長「しかしwindowsじゃからといって安心はできんじゃろう。インストールしてからのセットアップがちと難しいからのう。」

あなた「そうです。操作を知っている友人とSkypeで画面共有するなどの工夫で乗り切りました。人に聞くのが一番ですからね。一人で悩むなんて時間の無駄です。かつての大哲学者はいいました。私は私が無知なことを知っている、とね。」

圧迫面接官「け…謙虚さも兼ね備えている…!そしてなんという人脈と技術…おそるべきJPDU!!」

社長「ふぉふぉ、やはりわしの見込んだ通りじゃな…」



というわけで謙虚さが必要であるというお話でございました。とにもかくにもタブというのはパソコンを使う大変なお仕事と捉えて頂いて結構です。この技術の発展と継承にはJPDUは全力を尽くして参りますので、皆さんぜひよろしくお願いいたします。




管理人からひと言
いやあTab大変そうですね。需要があれば「○○はどんな仕事してるの?」シリーズを書いていこうと思います、感想やご要望などお気軽にコメントしてくださいね!!

2011/05/10

インビテーションでペイアテンション!?

みなさまこんにちは。五月病にかかった人はいませんか?特に大学生ともなれば自分で自分の身を律さなければなりません。五月病にかかった人もそうでない人も、とにかくその日だけを律して生きてみましょう。私は律したうえで、開き直って授業に出ないことがあるので救いようがないと思ってしまいます。


 さて、その苦しい五月を過ぎれば六月になります。ジェミニ杯が近づいてくるのです。もうすぐアプリケーション等の返信なども必要になってくると思われます。お気をつけください。
JPDU、その他ほとんどの大会でインビテーションとアプリケーションと二段階に分けて返信するのが主流となっていますが、今年の春セミナーは、従来のインビテ・アプリケではなくステップ1・ステップ2となっておりました。お気づきの方はいらっしゃいましたでしょうか。なぜそのような名称変更がなされたかと申しますと、インビテーションとアプリケーションに許容され得ぬ乖離が生じることが多くなってきているからです。


そもそもインビテーションの役割のひとつは規模の予備調査であります。しかし予備と侮るなかれ、会場の大きさや予算編成、ラウンド数など、前もって準備しなければならないものはインビテーションからの類推でしか規模を決定できないのです。


つまり、インビテーションとアプリケーションに乖離が生じると大会運営に致命傷を与えることになりかねません。インビテーションで100チームなのに結局50チームしか来なくて、レジ費大幅増!や教室数が大量に余り、他団体からクレームが来た!などです。
こんな適当な文章を書いている私ではありますが、なにとぞインビテーションとアプリケーションの返信にはご配慮をお願いいたします。


春セミナーにおける名称変更も、運営側からの希望を託したものであったのです。特に春セミナーは何百万円という規模でお金が動くため、予備調査、規模決定、実運営と、シミュレーションに限りなく近く行わなければならぬのです。


運営側と参加者側を結ぶ橋になりたく候。ここまで読んでくださって本当にありがとうございました。



管理人からひと言
昨今のパーラメンタリーディベートの普及に伴い、大会・セミナーともに参加人数が増加傾向です。会場確保なども難しくなってきていますので、どうかご協力くださいね!!

※コメントくださった方ありがとうございます!!遅まきながら返事しました!!

2011/05/01

必殺仕事人、知られざるTabの活躍

お久しぶりですこんにちは。あまりにも更新の頻度が低く、ブログというよりはエッセイなのではないかという批判もチラホラ見られる季節ですが、いかがお過ごしでしょうか?私に言わせればこの文章は誰が書いているのかわからないのでエッセイではありません。しかしエッセイと言われれば否定できないようなきがします。つまりエセエッセイです。

さて、この時期に書く話題と言えばあれしかありません。春トーナメント、通称:春Tです。結果としては東京大学が優勝してしまいした。心から賛辞を贈りたいとおもいますが、これでは東京大学のブログがかなり充実してしまいます。ここでこのブログが東大にインタビューでもしようものなら、完全に東大のブログと内容が被ってしまいます。日本のマスコミじゃあるまいし、他の媒体と同じ内容を流すなんてことは許されません。

私はJPDUの人間であります。JPDUに注目しようではありませんか。特に今回はタブと呼ばれる役職についてお話したいと思います。
タブは勝敗やスピーカーズポイントに応じて次の対戦の組み合わせを操作する、非常に重要な役職です。専門職といってもいいほど技能が要求されます。さらにCA制度の導入に伴い、ディベーターのみならずジャッジをも成績に応じて配置しなければなりません。それこそ気が狂うような仕事の難しさです。
パソコンが得意なあなた!ぜひともJPDUに入ってタブをしようではありませんか!きっとこの技術は就職活動でも非常に強い武器となるはずです。

圧迫面接官「君はパソコンが得意なのかね?フン!青二才め…実績はあるのかね?口で言うだけなら誰にだってできるのですぞ。」
あなた「はい。タブやってました。」
圧迫面接官「な…!タブだと…!!」
社長「決まりですな。」
圧迫面接官「し…しかし、社長!」
社長「私はもう社長ではない。今からそのお方が社長なのだよ。実は私は若いころタブを目指していた。若いの…よくぞ私の夢をかなえてくれた…。」

こんな会社もあるのではないでしょうか。信じるか信じないかはあなた次第です。たとえ信じてくれなくても、ここまで読んでくださって本当にありがとうございました


管理人からひとこと
こんな会社があったら世も末ですね笑。しかしTabの負担が大きくなっているのは事実だと思います。大会の進行がなかなかスケジュール通りにいかないのも、Divisionを組むのが大変だから、というのが主な原因です。JPDUも経験を蓄積してマニュアル化を進め、少しずつこういった問題を解決している最中です。少しだけ、ご辛抱ください。